ネットワークロボットの行方

投稿日時 2008-12-22 17:30:00 | トピック: 視点

ロボットがあらかじめ決められたプログラムだけではなく、その場の状況に応じて、自ら行動し、コミュニケーションを行うためにはどうすればいいか。

その答えの一つがインターネットを介して、膨大な情報をやりとりすることで、円滑なコミュニケーションや、機能のバージョンアップを図る、いわゆるネットワークロボットという考えですが、例えば、ホームネットワークビューワなどと、なにが違うのか。今ひとつ具体的なイメージが湧いてこない。

もちろん機械本体に「動き」があること、多数のロボットが連携して行動できることなどが特徴だと思うが、ロボットの手足がバタバタ動くだけだったり、ロボットが連携する意味づけが明確でなければ、ネットワーキングしなければならない理由がわかりにくい。

先日発表された東京大学IRT機構の「思い出し支援技術」。

これは、ロボットと室内カメラが連携して、日用品をどこにしまったかを教えてくれたり、人の動作を見守ることで、例えば薬を飲んだことなどを教えてくれるというもの。
まだ応用例が少な過ぎて、今後の展開も未知数だが、見守りロボットが人の行動を画像データベースで管理して、ネットワークを介して検索。その結果を「動き」や音声、あるいはTVモニターの画面で伝えるという、ネットワークロボットの一つの方向性は示していた。



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