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投稿者: admin 投稿日時: 2012-2-18 18:04:00 (3147 ヒット)

2012年1月のロボティック・ライフスタイルニュースをまとめて。。。

<ロボティック・カーサ>

NEW商品 「VOiPY RB-VC01」

<ロボティック システム>

NEW商品 「2012「おそうじロボット」の導入ユーザー調査と市場展望」
NEW商品 「camitool 紙トール」

<ロボティック ミッション>

NEW商品 「Seaglider」
  


投稿者: admin 投稿日時: 2012-2-5 20:20:00 (1365 ヒット)

ある映画配給会社が、観客を呼べる映画のデータベースを作り、マーケティングに利用したことがあった。過去に当たった映画の俳優、監督、プロデューサー、脚本家、ストーリー等と、観客の嗜好や属性を掛け合わせ、動員予測などに活用する試みだった。
同じようなことは、自動車やビール、食料品、CMなど、様々な業種で、今も行われてはいる。また、婚活や就活、果ては終活まで、自分や相手の情報がデータベース化され、マッチングされている。

インターネットやソーシャルメディアの普及・利用に伴い爆発的に増え続けるビッグデータの解析がマーケティングのトレンドになるなど、個人の嗜好や思考、生活パターン、各種情報と、企業の商品や社会生活データベース(健康・介護・防災など)をクロスさせて、購買推奨、各種サービス紹介などを行うケースが、増えている。
クルマから生成される走行データ(フローティングカーデータ)を、データ通信によって共有することで東日本大震災での移動支援を行った「通行実績情報マップ」(ホンダ)のように、ビッグデータの解析と予測が社会活動に貢献した例もある。

こうしたトレンドを受け、ロボットテクノロジーと社会生活サービス、高齢者支援データベースをマッチングさせて、高齢者向けの様々なサービスを提供する動きもあるようだ。
しかし、それがそのまま個人の幸せに通じることになのか、どうか。

映画配給会社の試みにより、その後、映画で大儲けしたという話はとんと聞かないし、最良の伴侶を見出す前に婚活疲れで鬱になったり、大志を抱く前に現実的な就活に奔走しては、なんのためのデータ利用なのかという気がする。

客観的なデータ解析は、思い込みやカンに頼りがちな現場の意識改革に役立つ一方、生身の人間の感情や感性をなおざりにするきらいがある。
誰だって、「十把一絡げ」(※)にされて、いい気持ちになる人など、いない。

※十把一絡げ(じっぱひとからげ)
いろいろな種類のものを、区別なしにひとまとめにして扱うこと。また、一つ一つ取り上げるほどの価値がないものとしてひとまとめに扱うこと。[大辞泉]


投稿者: admin 投稿日時: 2012-2-2 12:01:00 (1400 ヒット)

2011年12月のロボティック・ライフスタイルニュースをまとめて。。。

<ロボティック システム>

・監視カメラの顔画像など鮮明に拡大する超解像技術を開発(NEC)

<ロボティクス>

・実証実験支援事業の採択先が決定(神奈川県など)
・災害対応無人化システム研究開発プロジェクトの公募を開始(NEDO)


投稿者: admin 投稿日時: 2012-1-20 20:05:00 (1362 ヒット)

今年は東日本大震災・福島第一原発事故を避けては語れない1年となった。

震災・原発事故があって明らかになったことは、サービスロボットがまったくと言っていいほど役にたたなかったということ。
役に立たなかった理由は、挙げればいくつかあるものの、それらはすべてロボット開発者の言い訳にしか聞こえなかった。
特に原発事故対応では、一部の研究者と大学だけがメディアの脚光を浴びたが、研究者やその所属大学だけが目立っているうちは、ロボットはいつまでたっても役立つものにはならない。

原子力災害に対応できる極限作業ロボットプロジェクトや約60億円を費やした愛知万博でのロボット開発プロジェクトを始め、この約30年で300億円を優に超える税金をロボット関連プロジェクトに使ってきた。
震災・原発事故は、日本のサービスロボット30年の開発成果を国内外にアッピールする絶好の機会だったにもかかわらず、多くの人々に深い失望だけを残す結果となってしまった。

ロボット開発者は、役に立たなかった言い訳を述べるのではなく、何が足りなかったのか、何故役にたたなかったのかを素直に反省し、この教訓を将来につなげてほしいと思う。

国のロボット開発プロジェクトは現在行われている「生活支援ロボット実用化プロジェクト」(2009〜2013年度)で、一応の終息が図られようとしていたが、皮肉にも震災・原発事故が起きたことで、「災害対応無人化システム研究開発プロジェクト」(NEDO)を始め、被災地でのロボット開発事業がスタートすることになった。

ロボットはタスクやミッションが明確であればあるほど活躍できる可能性が高い。
今後40年をかけて行われる福島第一原発の廃炉に向かっての作業や放射能汚染の処理、がれきの撤去等を通じて、日本のサービスロボットが本当に役立つロボットとして飛躍できるきっかけになるかもしれないが、そのためにはロボット開発者の意識の変革が問われることになるだろう。

それはニーズが高いと思われている介護分野のロボットについてもいえる。
神奈川県の介護ロボットモデル事業を通じてわかってきたことは、完成度の高い製品でも、開発側と介護現場とでは、ロボットの導入、運用面で意識のかい離が甚だしいということ。
今後はロボットを導入、運用するための現場教育をいかに開発、普及させていくか。そこが問われていくことだろう。


投稿者: admin 投稿日時: 2012-1-15 12:03:00 (1732 ヒット)

2011年下半期のロボット・トピックスを挙げてみた。

●ロボティックなカーサ(住まい)とモビリティ(クルマ)  

ロボット技術やロボットを介して、家電や空調をコントロールする家が増えてきている?
また、東京モーターショーではロボティックなモビリティが脚光を浴びる。

・人と家を橋渡しするコミュニケーションロボットを搭載したスマートハウスを販売(三洋ホームズ)
・音声で操作できるエアコン「大清快VOiCE NDRシリーズ」を発売(東芝ホームアプライアンス)
・次世代スマートハウスでPaPeRoを活用(LIXIL)
・家と車の電力融通システムを開発(トヨタホーム)
・「つながるバイク」で協業(トヨタ自動車とヤマハ発動機)
・RoboCar MEV-Cの販売を開始(ZMP)

●好評につき

掃除ロボットの売れ行きが好調だ。妻の誕生日や母の日に、また結婚や敬老のお祝いに掃除ロボットを購入する人が増えている。一人暮らしの男性が買うことも多い。

・自動掃除ロボット「Smarbo」を発売(東芝ホームアプライアンス)
・「ルンバ」の新製品「700シリーズ」を発売(セールス・オンデマンド)

Smarbo ← ロボティック・カーサの項参照

●まずは介護から 

11月に開催された「国際ロボット展」でも、自律支援や介護する人向けのロボットの展示が目立った。また、昨年度から行われている神奈川県に続き、国も医療・福祉機器の支援事業をスタートさせた。

・介護医療分野ロボット普及推進事業(神奈川県)
・福祉用具・介護ロボット実用化支援事業(厚生労働省)
・福島県における医療福祉機器・創薬産業拠点整備事業(経済産業省)
・介護支援ロボットRIBA-IIを開発(理研と東海ゴム工業)
・医療・介護支援のための「パートナーロボット」を開発(トヨタ自動車)

2011国際ロボット展 ← イベントレポート欄参照

見ている分には面白いからの脱却 (2011.11.14)
ロボット導入の呼び水となり、さきがけとなるか (2010.9.16 )

●災害にて 

被災地の復興や福島第一原発で作業を目的とした事業やプロジェクトがスタートした。
また、今年のグッドデザイン大賞に会員の走行データを活用して被災地の最適なルート案内サービスを提供したホンダの「インターナビ(通行実績情報マップ)」が選ばれた。

・災害対応無人化システム研究開発プロジェクト(NEDO)
・被災地等復興支援事業<ものづくり基盤技術活用事業ほか>(三次補正予算 / 全国中小企業団体中央会)
・自律行動制御技術を新たに搭載した「新型ASIMO」とASIMOで培った技術を応用した「作業アームロボット」を公開(ホンダ)
・東日本大震災でのインターナビ「通行実績情報マップ」で2011年度グッドデザイン大賞を受賞(ホンダ)
・インターナビで被災地の浸水情報を提供(ホンダ)

インターナビ ← ロボティック・カーの項参照

●本気で

サービスロボットの本格普及に向けて、各地で実証実験が進められている。これ以上開発しただけで終わらないためにも。

・セグウェイによる通勤実験を開始(つくば市など)
・実証実験支援事業の採択先が決定(神奈川県など) 


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robocasa
NPO法人ロボティック普及促進センター

[ 書籍のご紹介 ]

『近距離移動用パーソナルモビリティの市場と将来性2011』

『高齢者・障害者の次世代自立支援機器と介護者・障害者のニーズ分析2010 』

『宇宙関連ビジネスの波及効果と有望分野 (PDF版) 』

『近距離移動用パーソナルモビリティの将来性 (PDF版)』

『2009年版 住宅・住設メーカーのRTの取組みとサービスロボット分野別市場規模』

『2008年版 企業向けサービスロボットの導入ユーザーの評価と今後の市場』

『2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析』

『2006, Update on the Partner Robot Market and Analysis of Key Technologies and Parts [Color Edition]』



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