メインメニュー
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
視点 : ロボット普及のキモ
投稿者: admin 投稿日時: 2007-10-13 22:11:00 (1832 ヒット)

昨年、日本の提案をベースにした「ロボット用ミドルウェア」の国際標準仕様原案が国際標準化団体OMGで採択された。

ロボット用ミドルウェアとは、ロボットシステムの機能(センサ、モータなど)の通信インターフェースを標準化して、ユーザのニーズに合わせたロボットシステムを構築する基盤技術のこと。

標準仕様のソフトウェアがあれば、どの企業で作られたロボットモジュールでも、それを組み合わせてロボットシステムを作ることができるようになる。

現段階では、ロボットの構成要素とソフトウェアの開発が企業や研究機関で個別に行われているため、相互共有が難しく、また膨大な経費もかかることから、効率的なロボット開発のネックとなっている。

ロボット技術の標準化が進めば、共有化によるロボット開発のコスト削減ができ、多くの新規企業の参入や多様な生活支援ロボットの低価格商品化などが期待できる。

今後はこの標準仕様を基に、音声認識、画像認識、位置認識など様々な機能を持つモジュールの標準インターフェースの策定が進められる予定とのこと。

まさに、ロボット普及のキモ、といえる。

印刷用ページ このニュースを友達に送る
robocasa
NPO法人ロボティック普及促進センター

[ 書籍のご紹介 ]

『近距離移動用パーソナルモビリティの市場と将来性2011』

『高齢者・障害者の次世代自立支援機器と介護者・障害者のニーズ分析2010 』

『宇宙関連ビジネスの波及効果と有望分野 (PDF版) 』

『近距離移動用パーソナルモビリティの将来性 (PDF版)』

『2009年版 住宅・住設メーカーのRTの取組みとサービスロボット分野別市場規模』

『2008年版 企業向けサービスロボットの導入ユーザーの評価と今後の市場』

『2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析』

『2006, Update on the Partner Robot Market and Analysis of Key Technologies and Parts [Color Edition]』



新着イベントレポート
新着インタビュー