メインメニュー
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
視点 : アコギなことは、してはいけない
投稿者: admin 投稿日時: 2012-3-31 20:30:00 (2531 ヒット)

ロボット関連の仕事で独立して知り得たもっとも大きなことは、理系・技術系には、なんと多くの援助や支援策があるのかということ。

アイデアを出せば「補助金」。
ベンチャーを設立すれば「補助金」。
開発をすれば「補助金」。
設備投資をすれば「補助金」。
人を雇えば「補助金」。
機器を導入すれば「補助金」。
産学連携すれば「補助金」。

極限環境ロボットや愛・地球博関連ロボットプロジェクトに代表される、ロボット開発にからんだ巨額の補助金は、研究者の格好の飯の種になる。

そういったことにまったく頼ってこなかった身にすれば、補助金獲得だけに目の色を変え、獲得すればそのことで満足し、帳尻合わせの報告書とマスコミを呼んでの発表でお茶を濁して、その後のロボットの実用化なんか、知りませんぜという補助金だけが目当ての無責任なロボット研究者や関連企業担当者のなんと多いことか。

ロボットは「絵」になるからマスコミはロボットを取り上げる。すると、あたかも自分が脚光を浴びて、エラくなったと勘違いしてしまう。
補助金がある内は、尊大でエラぶっていても、補助金がなくなると急にしおらしくなり、いつの間にか部署移動させられていたり、別の補助金目当てにロボットとはまったく関係のないことを唱えていたり・・・

富士重工業の元部長が、経済産業省などから委託されたロボットの研究開発資金を不正に流用した疑いと報じられた。

アコギなことは、してはいけない。
オゴり、エラぶり、いい気になっては、いけない。

一部の人たちではあるけど、これまでずいぶん嫌な想いもし、高慢で無礼な態度にも接してきた。
あなたがたがしたことは、よーく覚えているからね。

印刷用ページ このニュースを友達に送る
robocasa
NPO法人ロボティック普及促進センター

[ 書籍のご紹介 ]

『近距離移動用パーソナルモビリティの市場と将来性2011』

『高齢者・障害者の次世代自立支援機器と介護者・障害者のニーズ分析2010 』

『宇宙関連ビジネスの波及効果と有望分野 (PDF版) 』

『近距離移動用パーソナルモビリティの将来性 (PDF版)』

『2009年版 住宅・住設メーカーのRTの取組みとサービスロボット分野別市場規模』

『2008年版 企業向けサービスロボットの導入ユーザーの評価と今後の市場』

『2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析』

『2006, Update on the Partner Robot Market and Analysis of Key Technologies and Parts [Color Edition]』



新着イベントレポート
新着インタビュー