メインメニュー
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
視点 : 4つの将来のゴール
投稿者: admin 投稿日時: 2007-7-17 21:33:00 (2037 ヒット)

経済産業省が昨年4月に発表した「技術戦略マップ2006」。

情報通信、ライフサイエンス、環境・エネルギー、製造産業の4つの分野について、現状把握と向こう30年に渡る、新しい技術の導入シナリオ及び技術ロードマップが、300ページを超える分量で事細かに記述されている。

ロボット、宇宙、ナノテクなどを扱う製造産業分野で、「人間生活」という項目がある。
これは、「健康寿命80歳」を見据えての、人間の感性や生活空間と親和する技術革新について扱っており、誰もが安全・安心で健康に暮らせるための「4つの将来のゴール」を設定している。

その4つの将来のゴールのひとつが、「安全快適なモビリティーの実現」。
それは、「乗ると元気になるモビリティーがあり、誰もが安全、快適かつ省エネで自由に移動することができる社会」を目指すというもの。

ここで重要なのは、移動する手段が「車」ではなくて、「モビリティー」としているところ。

高齢になっても、誰もが健康で生き生きとした生活をおくることを望んでいる。
肉体や感性の衰えがあったとしても、それを技術が補い、自由に移動できる手段(モビリティー)があれば、家に引きこもってしまうことも少なくなる。

機械に人を合わせるのではなく、機械が人間に親和すること。

トヨタが愛知万博で発表した「i-swing」は、「安全快適なモビリティー」を具現化したものであり、今後ロボットの要素技術は、ロボット単体だけでなく、人々の暮らしを豊かで幸せにする技術として、住まいやクルマ、環境など様々な分野にどんどん取り入られていく。

ロボットと暮らす上質で新しい生活、「ロボティック・ライフスタイル」は、静かに、そして確実に始まっている。

印刷用ページ このニュースを友達に送る
robocasa
NPO法人ロボティック普及促進センター

[ 書籍のご紹介 ]

『近距離移動用パーソナルモビリティの市場と将来性2011』

『高齢者・障害者の次世代自立支援機器と介護者・障害者のニーズ分析2010 』

『宇宙関連ビジネスの波及効果と有望分野 (PDF版) 』

『近距離移動用パーソナルモビリティの将来性 (PDF版)』

『2009年版 住宅・住設メーカーのRTの取組みとサービスロボット分野別市場規模』

『2008年版 企業向けサービスロボットの導入ユーザーの評価と今後の市場』

『2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析』

『2006, Update on the Partner Robot Market and Analysis of Key Technologies and Parts [Color Edition]』



新着イベントレポート
新着インタビュー