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視点 : ロボティック・ドラマ? 演工連携
投稿者: admin 投稿日時: 2010-5-8 9:48:00 (1081 ヒット)

ハリウッド映画が描くロボットと現状のサービスロボットとの乖離も気になるところだが、ロボットに対するロボット研究者とユーザー(生活者)との期待の違いもずっと気になっていた。
しかし、ロボット開発の専門家である研究者に、ユーザーが望むロボット像をいくら説明してもピンとこないか、頭ではわかっていても技術を前にいかんともしがたいということになりがち。

そこで今回、ロボット研究者とユーザーとを少しでも近づける手段として、ロボットコンテンツによる「演工連携」を目指した。

具体的には、地域のサークル(船橋の市民劇団)とロボットメーカー(サイバーステップ)により作り上げられたロボットコンテンツ(ロボティック・ドラマ)を、行政(かわさき・神奈川ロボットビジネス協議会)がサポートするカタチ。

日本では年間数千の演劇の公演があり、400を超える劇映画が公開されているが、ロボットを含む科学技術をしっくりと物語に落とし込んだ作品はほとんどない。
新しいテクノロジーに積極的にチャレンジする劇作家やシナリオライターが少ないことも、その要因として挙げられるだろうが、科学技術立国を標榜し、毎年多額の税金を使って産官学挙げてモノづくりに励む国にしては、さみしい限りだ。

従来のモノづくり力を活かしてロボットや宇宙、生命科学などを新しい地場産業に育てようとしている地域は全国にたくさんある。
今回の「ロボティック・ドラマ」の上演を機に、地域の文化活動と地域の大学、モノづくり企業が手を組み、それを地域の行政が支援する「演工連携」(コンテンツの発信)の仕組みができないか、と考えている。

地域で演劇や映画に携わっている方、芸術系の大学の学生さんや関係者の方に是非見てもらい、ロボットテクノロジーを演劇や映像で活用するきっかけになればと思う。

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NPO法人ロボティック普及促進センター

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