メインメニュー
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
視点 : 外科領域のF1と先端医療格差
投稿者: admin 投稿日時: 2007-11-30 20:32:00 (1189 ヒット)

(つづき)
脳組織そのものにできる悪性の「グリオーマ」(神経膠腫=しんけいこうしゅ)は悪性度により、グレード?〜?にわかれ、腫瘍部分を多く切り取るほうが生存率も高いことがわかっている。

しかし、周囲の組織に広がるグリオーマは、正常組織との境界線があいまいで、周りの組織も一緒に切り取ると、言語障害や身体マヒになる可能性がある。
そのため、これまでは思い切った切除ができないことが多かったようだ。

東京女子医科大学の「術中MRI手術システム」は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けて、「脳腫瘍完全摘出システム」として開発された。

「術中MRI手術システム」は多額の経費がかかることから、「外科領域のF1」とも呼ばれ、世界各国で技術開発競争が行われている。

現在、悪性グリオーマに対しては術中MRIをはじめ、ガンマナイフ治療や遺伝子治療などさまざまな先端治療法が試みられているが、それらの設備が整った病院はまだほんの一部。

最先端治療を受けられるか、手術経験豊富な執刀医に出会えるかで生死が分かれる「先端医療格差」が、ますます懸念される。

一部引用 : 日経新聞 1/28及び2/4 医療欄
参考 : 取材「術中MRI手術システム」

印刷用ページ このニュースを友達に送る
robocasa
NPO法人ロボティック普及促進センター

[ 書籍のご紹介 ]

『近距離移動用パーソナルモビリティの市場と将来性2011』

『高齢者・障害者の次世代自立支援機器と介護者・障害者のニーズ分析2010 』

『宇宙関連ビジネスの波及効果と有望分野 (PDF版) 』

『近距離移動用パーソナルモビリティの将来性 (PDF版)』

『2009年版 住宅・住設メーカーのRTの取組みとサービスロボット分野別市場規模』

『2008年版 企業向けサービスロボットの導入ユーザーの評価と今後の市場』

『2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析』

『2006, Update on the Partner Robot Market and Analysis of Key Technologies and Parts [Color Edition]』



新着イベントレポート
新着インタビュー