メインメニュー
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
ロボティック システム : 川崎重工と産総研 再生医療向けに「細胞自動培養ロボットシステム」の実用機を開発
投稿者: admin 投稿日時: 2010-3-15 13:41:00 (1172 ヒット)

川崎重工業(株)と(独)産業技術総合研究所は、多人数の細胞を同時に、高品質・高効率で完全自動培養する細胞自動培養ロボットシステム(R−CPX:Robotized−Cell Processing eXpert sytem)の実用機を開発したと発表した。

 再生医療は、病気やけがなどで機能を失った臓器や組織を、培養した細胞、組織を使って回復させる先端医療で、現在の細胞培養は、高度な熟練技術者の手作業によって行われている。また、他人の細胞の混入や細胞間の感染などを防止するため、同室内での培養は1室あたり1人分に限られており、細胞培養の能力不足が本格的な再生医療の実現に大きな障壁となっている。

 今回開発したシステムは、2台のクリーンロボットが並行動作を行うことで、熟練技術者の複雑な動作を再現して培養作業の完全自動化を図るとともに、過酸化水素蒸気による除染機能を装備し、装置内を常に無菌状態に保つことで、多人数の細胞を同時に取り扱うことが可能となり、高品質・高効率な細胞培養を実現しているという。
また、培養以外の作業についても、装置内で手作業ができるよう人介入機構を装備し、システムの汎用性を高めている。さらに、画像処理により細胞の培養状態を判断する自動判定機能や、ユーザーの運用をサポートする遠隔監視機能を備えるほか、生産現場で培った生産管理技術を応用し、培養スケジュールの柔軟性や細胞の履歴管理など、医療現場の要求にも対応する ・・・(詳細)

印刷用ページ このニュースを友達に送る
robocasa
NPO法人ロボティック普及促進センター

[ 書籍のご紹介 ]

『近距離移動用パーソナルモビリティの市場と将来性2011』

『高齢者・障害者の次世代自立支援機器と介護者・障害者のニーズ分析2010 』

『宇宙関連ビジネスの波及効果と有望分野 (PDF版) 』

『近距離移動用パーソナルモビリティの将来性 (PDF版)』

『2009年版 住宅・住設メーカーのRTの取組みとサービスロボット分野別市場規模』

『2008年版 企業向けサービスロボットの導入ユーザーの評価と今後の市場』

『2007年高齢者・障害者の次世代自立支援機器の市場性と介護施設のニーズ分析』

『2006, Update on the Partner Robot Market and Analysis of Key Technologies and Parts [Color Edition]』



新着イベントレポート
新着インタビュー