ロボット導入の呼び水となり、さきがけとなるか

投稿日時 2010-10-18 20:19:00 | トピック: 視点

2010年9月末から3ヶ月をかけて実施される神奈川県の「介護・医療分野ロボット普及推進事業」。

これは、公募により選ばれた7施設に対し、「HAL福祉用」、「眠りSCAN」、「パロ」 、「りーだぶる」を無償貸与し、貸与先にロボット導入前、導入後に関する詳細な評価シートを記入してもらい、介護現場の負担軽減等の可能性について実証を行うというもの。併せて、県内約500の介護施設にロボット導入に対するニーズ調査を行い、その課題と解決策について検討していく。

介護福祉分野は、ロボットの早期導入が最も期待されている分野。
経産省と厚労省も介護・福祉現場のニーズをロボット開発に役立てる「介護・福祉ロボット開発・普及支援プロジェクト検討会」の初会合を開催した。

「介護・医療分野ロボット普及推進事業」を立ち上げた神奈川県の担当者を始め、ヤル気のあるメンバーが関わるこの事業が呼び水となって、介護福祉分野へのロボット導入が少しでも進んでいければと思う。





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