ホームロボット普及の目安

投稿日時 2008-5-26 11:51:00 | トピック: 視点

綜合警備保障(ALSOK)が、富裕層向けのホームセキュリティーサービスを開始する。

そのサービス内容は、困ったときの緊急点検や施錠確認、年1回のハウスクリーニングや建物の設備点検、盗聴器探索サービスなどで、オプションとしてボディガードや貴重品の輸送、家事代行、留守宅管理なども提供する。

「富裕層向け」のお決まり、専属の「セキュリティ・コンシェルジュ」による24時間対応も行われる。

この「プレミアムセキュリティサービス」(PS)の基本費用は、月額52,500円。年間では63万円。
ただし、ボディガードなどのオプションは別料金になる。

ALSOKは、これまでも家庭向けセキュリティ商品として、必要な機能に絞った月額4,000円台の商品とオーダーメイド型の7,000円台の商品を発売しており、10万件の契約があるという。

PSの今年度の目標件数は、200件。

日本の資産1億円以上の富裕層は約200万人なので、富裕層1万人に1件のサービス提供を目指すことになる。

ホームロボットの需要予測では、ハウスクリーニング、見守り、家事代行など、PSのサービス内容とほぼ重なる。

ホームロボットの普及初期段階では、こうした富裕層向けサービス(システム)の一部オプションとして、ホームロボットがあると考えるのが自然なので、PSの契約件数がホームロボット普及のひとつの目安になるかもしれない。


robocasa.comにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.robocasa.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.robocasa.com/article.php?storyid=175