(4)ユーザー担当者の言葉2

投稿日時 2008-5-16 17:57:00 | トピック: 視点

(つづき)
・人間が行うよりもあきらかにチェックの精度が上がっている。

・年月がたった建物の床下は埃だらけなので、もう少し防塵にすぐれた構造にしてほしい。アフターサービスに本当に使えるかどうか不安なところがある。

・不具合箇所をロボットが見つけても結局修理するのは人間なので、修理までやってくれるロボットが理想。(ユーザーC社)

・電子音だったロボットの声を人間が喋るような少し低めのトーンに変え、また、喋るスピードもゆっくりにしてもらった。

・「寂しい、悲しい、バカ」など、この施設にふさわしくない言葉はリストから外して、ロボットがそれらの言葉は話さないようにした。認知症になる人はちょっとした言葉に敏感に反応する人が多いので、余分な刺激を与えることのないよう言葉に気を使った。

・認知症の人はあまり話さない。日常会話を交わす相手がいることが、認知症や鬱、精神病を防ぐ第一の要因の一つである。人との関わりが大切。お互いに話をしている内容より、話をしている事が重要。

・入所者は入れ替わるので個人を認識できる機能はいらない。誤認識されても困る。

・関係病院においても、館内の案内役及び不審者等の見張り役となるロボットはほしい。

・メーカーは利用者にロボット利用の選択肢を与え、それをカスタマイズできるようにしてほしい。

・入浴、服の着せ替えなどの重労働を支援するロボット。

・ロボットが入所者に安心感を与え、親しみある存在であることは重要。(ユーザーD社)



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