アーバンとガンダムに見る両用技術戦略の大きすぎる溝

投稿日時 2008-3-7 20:48:00 | トピック: 視点


昨年、日本とアメリカで、軍事に係わるイベントがそれぞれ行われた。

アメリカではDARPA(米国国防総省高等研究計画局)主催による無人ロボットカーのレース「DARPAアーバン・チャレンジ」。

過去2回の砂漠地帯でのレースとは違い、今回は空軍基地跡に交差点や駐車場などを設定し、交通法規の遵守、有人運転車との混走など、実際の市街地を想定したルートで走行するというもの。

日本では、防衛庁技術研究本部主催の軍事技術に関する講演と展示会「防衛技術シンポジウム2007」が開催された。

特に展示セッションでは、「ガンダムの実現に向けて」と名づけられた「先進個人装備システム」が、インターネットなどで話題となり、多くの見学者が訪れていた。

一方は優勝賞金200万ドル(約2億3000万円)を賭けた真剣勝負。
イラクやアフガニスタンでの実戦配備を目的としたロボットテクノロジーの純粋な軍事利用だが、その先には当然自動車の自動運転への活用という大きな拡がりが想定されている。

片や「ガンダム」。
展示品には「先進個人装備システム」をはじめ、おもしろい技術がたくさん見られたが、自衛隊だけをユーザに想定しているため、非常に内向きでこじんまりとした印象で、アメリカとの意識の差を感じた。

そして、この他にも人知れず死蔵していく技術、アイディアがたくさんあるのではとも思った。


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