日立 UWB無線電波の反射波を用いた新測位技術を開発

投稿日時 2009-2-3 17:16:00 | トピック: ロボティック システム


(株)日立製作所は、タグなどの端末を用いることなく、屋内で人や物の位置を測定する技術を開発したと発表した。

これは、UWB無線電波が屋内の壁や人などにあたり、反射を繰り返して受信機に到達した反射電波の信号解析を行うことで、見通しのきかない場所であっても、電波が届くあらゆる場所での測定が可能。

端末を用いることなく、人や物の位置を測定する技術として、将来、物品の管理や人の位置に応じた照明・空調管理など省エネへの応用、また、セキュリティや安全支援(危険領域への立ち入り検出)など、さまざまな分野への応用が期待でるという。

今回、一対のUWB小型送受信装置を用いて3m×4mの領域で人の位置を測定したところ、測定誤差1mで、70%の確率で位置を測定できることを確認。
今後は、測定対象数を増やすとともに、測定精度の向上をめざす予定 ・・・(詳細)



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