情報通信研究機構 対話と行動を学習する世界初のロボット技術を開発

投稿日時 2007-6-13 23:53:00 | トピック: ロボティック ライフスタイル

 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は、日常生活支援ロボット分野において、対話と行動を学習するロボットの知能化技術の開発に世界で初めて成功したと発表した。

この開発により、実世界における利用者とのやり取りを通して、ロボットが利用者の意図や状況を適切に理解できるコミュニケーション能力の学習が可能となる。

実用化されれば、生活環境への言語処理適応問題が解決し、日常生活支援ロボットに不可欠な、利用者の生活空間や習慣に応じた自然で効果的なコミュニケーションが実現できるものと期待される。
さらに、音声対話インターフェース分野の新たな市場の創出も期待できる。

人間とのコミュニケーションを通して、その場で数十個の単語と単純な文法などを学習し、利用者の発話に従い、机の上に置いた縫いぐるみを操作したり、質問に音声で答えたりすることができるようになる。

例えば、「いつものかばんを持ってきて」などの人間の発話に対してロボットが適切に行動したり、気が利いたタイミングで「雨が降りそうだから傘を持って出かけた方がいいですよ」などと教えてくれる重要な基礎技術を実現した ・・・(詳細)



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