イベント取材 「JAXA産学官連携シンポジウム2006 宇宙×イノベーション」

投稿日時 2006-12-8 15:23:00 | トピック: ロボティクス

今回で4回目となるJAXA産学官連携シンポジウム。
宇宙への敷居を下げ、宇宙の知的財産を基に、宇宙事業と地上マーケット双方の革新を図ることを主な目的に開催。民間企業22社が参加した。

シンポジウムは4部構成で行われた。

第一部ではまず、一ツ橋大学イノベーション研究センター教授の米倉誠一郎氏が、
「日本の税収が49兆円の中、国家予算は79兆円であり、借金は800兆円。宇宙産業に回すお金はない」と具体的な数字をあげて日本の宇宙開発をめぐる状況を説明した後、NASAのロケットで使われるボルトを開発する自動車メーカーを例に挙げ、
「リードユーザーがイノベーションを推進する。リードユーザーとは、ニッチだけど貴重なところで使われるテクノロジー。リードユーザーは先端であればあるほどよい」として、
『今後はデジャ・ブ(既視感)の反対、「ヴ・ジャデ」がイノベーションを産む。つまり、見慣れたものを新しく(別の視点から)見ることが大事』と語った ・・・(詳細)




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