コラム 「鋼と歯車」

投稿日時 2006-12-2 18:19:00 | トピック: ロボティクス

2007年を間近に控え、若い世代への技術の継承が懸念されていますが、古代技術の継承についての話題を2つ。

シリアで紀元900年頃から製造が始まり1750年頃になって製造技術が失われた鋼材「ダマスカス鋼」。
なんと製造にはナノチューブテクノロジーが使われていた可能性が高いということです。

このダマスカス鋼で作られた刀剣は「舞い上げた絹の衣を両断することができる」とか「鉄や岩石をさえも切ることができる」などといった伝承が古くから伝わっており、
インドのデリーには紀元3〜4世紀頃にダマスカス鋼で作られた鉄柱「デリーの柱」が現存しています。



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