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四半世紀後の海中工学を問う
2010-11-19
2010年11月19日
東京大学数理科学研究科大講義室

主催:東京大学生産技術研究所 海中工学国際研究センター、IEEE/OES Japan chapter
http://underwater.iis.u-tokyo.ac.jp/top/DTAA2010.html

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投稿者 スレッド
admin
投稿日時: 2010-11-24 19:40  更新日時: 2010-11-24 19:40
管理人
登録日: 2005-11-24
居住地:
投稿数: 105
 Re: 四半世紀後の海中工学を問う
米国の海洋関係の主要学会IEEE Oceanic Engineering Societyは、海洋工学の分野において優れた業績を挙げた研究者を表彰することを目的として1975年に「IEEE Oceanic Engineering Society Distinguished Technical Achievement Award」を設置。これまで多くの著名な海洋関連の研究者が受賞してきた。

その2010年度のAwardを、AUV(Autonomous Underwater Vehicle)の開発とそのアプリケーション展開研究における優れた業績により、東京大学生産技術研究所海中工学国際研究センターの浦環教授が日本人としてはじめて受賞。

浦環教授のAward受賞を記念して、若手研究者と共に四半世紀後の海中工学の展望を問うシンポジウムが開催された。

Dr. James R. McFarlane氏による世界の海中工学に関する講演の後、「四半世紀後の海中工学を問う」と題して、浦 環教授が受賞記念特別講演会を行った。

講演の中で浦氏は、1984年から取り組んできた過去四半世紀の自律型海中ロボット(AUV)について語った。

『最初のAUV(PTEROA150)を作るにあたり、海洋研究開発機構(JAMSTEC)に対抗するには、AUVが研究室のプールの中で動くだけでなく、実際の海で動くAUVを作ることが必要と考え、北海道の紋別の海で3ヶ月間、PTEROA150を潜らせた。その後、細かい作業の出来る10を超えるAUV(TRI-DOGやTUNA-SAND、Tantan、r2D4など)を開発してきた。

AUVは一つ作っただけではだめで、継続して開発していくことが重要。特に海中通信技術が大切である。

AUVを継続して開発していくためには、エンジニアリングとサイエンス、そしてガヴァメントの三者の協力体制が欠かせない。そのための開発資金をどのように確保してきたか』と述べ、これまでのAUV開発に協力してきてくれた浦研のロボット研究を取り巻く1枚の関係図を披露した。
そして若手研究者に対し、『いかに人脈を形成していくかがロボット研究には重要だ』と述べた。

続いて、これからの四半世紀で実現したい構想について語った。

・2030年までに、r2D4クラスのAUVを50台、TanTanクラスのAUVを100台使って、熱水等の海底資源探査を行い、新たな観測プラットホームを構築する。
・研究者にそれぞれ1台のAUV
・熱水活動のリアルタイム中継
・小学生が6500mの深海へ 大学生から始め、毎年若い人がチャレンジ
・世界中の海底をケーブルネットワークでつなぐ
・鉱物生産海底工場
最後に、自立型海中ロボットだけが暮らす「海底ロボット共和国」(鉄腕アトム:ロボット爆弾の巻)ついて述べ、講演を終えた。

その後、海洋工学に関連する若手研究者(海洋生物、水中音響、海底資源開発など)が、それぞれの分野の現状とこれから四半世紀の海中工学について語った。

しかし、発表時間が限られていたこともあってか、AUVやセンサを使っての海底のリアルタイム情報や海底資源の定量的な情報取得、それを実現するための海底プラットホームやネットワークの構築など、四半世紀後を語るというには夢のない、極めて現実的な話が多く、民間企業の担当者からは現状の海洋開発についての強い不満が述べられていた。また、参加者からは国防関係機関の発表がないことへの批判もあった。

(小林賢一 ロボットメディア)

インタビュー 浦 環氏
robocasa
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